紹介してみよう②'
前回は自衛官について触れたが今回も少し触れていきたいと思う。
自衛官になった時のメリットとデメリットについてでも書けたらと思う。
メリットとデメリット
まず、自衛官になった時のメリット。
① 福利厚生がとてつもなくよい。
② 日常的に運動ができる
③ 割とモテる
続いてデメリット。
① 縛られることが多い。
② 上官に服従する義務がある。
③ 危険がつきまとう。
簡単にあげるとこんな感じかな。
メ①【福利厚生がとてつもなくよい】
まず自衛官は衣・食・住が保障されている。1日3回の食事。制服や迷彩服はもちろん支給品。寝泊りするところももちろん費用はかからない。
極端な話で言うと、「給料日にパチンコで給料全部使って翌月の給料日まで生きていける。」
実際にそんなやつがいた。私ではない。私の最高負け額は11万だ。給料全部ではない。
福利厚生の中にはほかにも、基地内の医療機関を受診しても金がかからない。基地内の歯医者にかかっても金がかからない。保健がめっちゃいいのに入れる。1000万までだが民間では考えられないほどの高金利の定期預金ができるなど。至れり尽くせりだ。
ボーナスもかなりいいぞ。
自衛官候補生なら3年務めると退職金が100万でる。
メ②【日常的に運動が切る】
これはデメリットと感じる人もいるかもしれないが、運動してたら給料がもらえるってのは、好きな人にとっては最高の環境なのではなかろうか?
職種によってはデスクワークがほとんどの職もあるため、運動が好きではないものはそちらを希望するのもありだろう。(希望道理になるとは決して言っていない)
メ③【割とモテる】
ここ最近自衛官に対する民間の印象がとても良いものになっているため、コンパなどに行き自衛官であることを言うとなかなか反応がいい。今でも元自衛官という肩書は使わせてもらっている。自衛官限定の婚活パーティーなるものも基地主催であったりして楽しい時間を提供してもらえていた。なお、自衛官らしくない体型をしていてはつまらない模様。
次にデメリット
デ①【縛られることが多い】
上記で、衣食住が保障されているといったが、自衛官には
「指定された場所に居住する義務」
というものが存在しており、基地の中(営内という)で寝泊りすることを強要される。もちろん1人部屋なんてないぞ!(空自はなくなったが陸自だとまだ2段ベッドらしい)
これは緊急時にすぐ対応できるための処置であるため仕方ないが、問題は基地から外出するときや、休養日に外泊するときに上官に許可を取らねばならないところだ。これを行うと不正外出、即に言う「脱柵」という行為となり、懲戒処分を受けることとなる。
基地から外に出るためには、幹部自衛官になること。結婚すること。3曹で30歳以上であることなどがある。
歳食って階級ついてて営内にいる奴は大体嫌われてる。
デ②【上官に服従する義務がある】
これも当然と言えば当然なのだが、上官の命令に逆らっていては戦闘を行う組織として任務を全うできなくなるからだ。
余りネガティブなことは書きたくないが、よくない上司にあたるとどの組織でもつらいな。
デ③【危険がつきまとう】
まぁ、当然だわな。銃撃つし、訓練でも怪我はするし、最悪人も死ぬ。それくらいのことはやってる。命かけて国防をしてるという自覚はなかったが、それをやってたんだと今は思う。
もっといっぱいあるけどこんな感じかな。
自衛隊って世間からいい組織だと思われてるだろうから悪い話もしておこう。
ネガティブなこと書きたくないとか上で言ってるのにね。気が変わりやすいね。
東日本大震災
あの天災が起こった時、公には自衛官の死亡はどのくらいと発表されているのか知らないけど、かなりの数が死んでる。
任務中の事故などではなく、自ら命を絶った自衛官が航空自衛隊だけでも3桁に届いているから全体だとかなりの数になるのではないかと思う。
体は鍛えられても心は鍛えられない。
自分の家族の安否さえ確認が取れずに国民の為に任務を全うした人がどれだけいたか。
そんな組織だ。