MatsuAcsw’s blog

world of tanks のMKZというクランについて書いてます。

IGN変えました。

World of tanksというゲームの界隈で今ブログを書くバトンリレーをしている中、触発されて私も思うままに文字を綴りたいと思う。

 

私が今回書きなぐるのは「下ネタ」とのうまい付き合い方だ。

本来下ネタとは万人に愛されてしかるべき美しいものだと思う。


しかし、時代が、理性がそれを許さない。
仲の良い友人の間で飛び出し馬鹿笑いすることもあれば、恋仲の者とキャッキャウフフしながら乳繰り合うのもよいだろう。
つまり定義として下ネタとは

「親しい間柄の者とのみ交わされるコミュニケーション」

であると思われる。

この定義を踏まえていなければ、TPOを弁えないとセクハラ野郎と化してしまうので注意が必要だ。
あまり親しくない間柄の集団の中で下ネタが出ていたとしてもそこに飛びついてはならない。その話題について詳しければ詳しい程あなたは奇異の目で見られることになってしまう。相手方との距離感が非常に大切なのだ。

次に親しい間柄であっても許されない、許容され難い場合がある。
これはだれもが経験したことがあるのではないかと思うが、テレビで洋画の放送がされているのを家族で見ていたとき、チョメチョメシーンがやってきた時を思い出してほしい。
恐らく誰も声を発することのできない緊迫した状況が生まれているのではなかろうか。
父、母、息子、娘の心境を勝手に想像してみよう。

父「むらむらしてきた。」
母「あらあら、今夜は長くなりそうね。」
息子「シコりてぇ」
娘「ぁ、これ昨日彼氏と似たようなことしたなぁ。おっ、これは今度これは試してみよう。」

さぁ、これを声に出すことができるだろうか。私には無理である。
親しい間柄であっても受け入れられない場合があることがお分かりいただけただろう。

上記の定義は
「親しい間柄の者とのみ交わされるコミュニケーション(ただし身内を除く)」
となる。
なかなか定義づけるのが難しいが、身内となったばかりの者同士にはこの法則は適用されない。
奴らは人ではなくその瞬間に猿となるからだ。どんどんやれ。


次は下ネタの表現方法について考察してみる。
ここにもその人の様々な特徴が現れるだろう。
最もポピュラーなものは特定部位を単語として並べるものがある。

「○○○」や「○○○」や「○ッ○○」などが最たるものではなかろうか。
この単語の活用例としては「いただき○○○」や「よっこら○ッ○○」「カチンコ○○○」などがあるが、どの用法であっても単発物で、下ネタとしての美しさは限りなくゼロ点に近いものがある。

この用法が許されるのは主に中学生から高校生初期までの第一次単語下ネタ期
大学入学後、本人の理性が確立されるまでの第二次単語下ネタ期
社会人になり、使えるお金が増えたことにより一時的に陥る第三次単語下ネタ期
までがせいぜいだろう。

また、受け入れがたいものに自らの体験を詳細に語る行為が挙げられる。
生ものは時間が経ったらNGだ。
鮮度のいいうちに本人たちで楽しんでいただけたらと思う。

では美しい下ネタとはなんだろうか?
私が知る中で、最も多くの日本人に受け入れられた下ネタはイチロー

「ほぼ、イキかけました。」

であると思う。
受け入れ方によっては、「逝きかけた」と読むこともできるが発言した時の状況を考えると「イキかけた」ととらえて間違いないかと思う。
WBCで日の丸を背負い、決勝打を放ちセレモニーでドームを一周した後の気持ちがこのセリフである。


非常にクールだ。


この場合には上記の定義が当てはめられていることを理解してほしい。
まずWBCと聞いて「ワールド・ベースボール・クラシック」と出てくるものは野球が好きなものだろう。私はイチローの草野球を見に行きたい。
ファンと選手という精神的に近いことから例外的な親しい間柄という事ができ、このことから定義の範囲内であると無理やり考えることができる。
ただ、勘違いしてはいけないのがこれはファン側から発せられると定義に当てはまらないという事だ。3次元のアイドルを応援する諸兄はこのことを忘れてはならない。

 


私自身が体験した美しい下ネタも紹介する。
これを書きたいがためにここまで面白くもない文章を書き殴ったのだ。


野球のネタばかりで申し訳ないのだが、草野球をしていたとき守備をどの場所にだれが付くかを挙手制で決めていたときのことだ。

最初の1人が「俺ライトー」と股間に手を当てながら言う。バカである。
次の者が「俺左寄りだからレフトー」と同じく手を当てながら言う。バカである。
続くものが「俺センター」と当然手を当てながら言う。バカである。

 

男ならわかる自身の息子の思想。
右寄り、左寄り、王道を行く者。思想は様々あるだろうがこの3方向が主だと
上昇志向とかは聞いていない。
これに続くネタを思いつくことができるだろうか。
考えてほしい。
同じような言い回しでもう1つのポジションが発言されたとき私は感動を覚えた。
この高みにいる者は間髪入れずに同じ場所に手を当てこう言ったのだ。

 

 


「じゃあ俺ショート!」

 

 


同じく手を当てながら言う。天才である。
下ネタと自虐ネタの融和がそこにはあった。
笑う前に感動を覚えてしまった。
その添えられた手が神々しく見えた。


悪い例も挙げておこうか。
私はその天才がショートであることをマネージャーから聞いていた。